生活保護で使えるアプリを作ってみたいと思います
生活保護業務って、膨大な知識を必要とします。
逆を言えば、膨大な知識があれば、仕事がとてもしやすいです。
知識は、デジタル化との相性がとてもいいため、
生活保護業務で使う情報のデジタル化を進めていきたいと思います。
デジタル化の方法としては、
Excelを活用するのがてっとり早いですが、
今回は、
という手段をとってみようかと思います。
普段の業務としてアプリ開発するわけにはいかないので、
プライベートでのチャレンジです。
業務上では、Excelを縦横無尽に使い倒して、
徹底的な効率化を図ります。
アプリ開発で使うツール
プライベートではMacBookを使っているし、
開発するのは、
iOSアプリにしようかと思います。
iOSアプリの開発と言えば、
開発のためのツールは、
必然的に、Xcodeをインストールして、
Swiftでコードを書いていくかな〜と思いました。
が、
Xcodeって、容量をけっこう食うんですね…。
僕ちんのMacBookの容量は、125GBというミニマムな容量です。
おかげで、macOSのアップデートが、
容量不足でできなくなってしまいました。
かと言って、パソコンを買い換えるわけにもいかない。
(息子たちのクリスマスプレゼント代ががが…)
ということで、
ネットでいろいろ調べて、
というサービスを使うことにしました。
ウェブ上でも作れるっていうのが、
とてもいいですね。
iPhoneでも、
Chromebookでもいけるってことでしょ?
わーい。デベロッパーさん、ありがとう。
ユーモアとインテリジェンスのある会議が面白い
今日の会議は、面白かった。
なんで面白かったのか?
1つ目は、ユーモアがあったと言うこと。
ここで言うユーモアとは、
ちょっとした冗談で楽しくて笑うと言うこと。
「そこ、そんな方いる?」とか、
「それ、お互いめんどくさいよね。」とか。
「いや、そこ係長の出番かな」とか。
2つ目は、インテリジェンスがあると言うこと。
インテリジェンスとは、
単なるインフォメーション(情報)とは違うものなんですよね。
ネットで調べたり、資料を調べたりすれば、
すぐに手に入るような単純な情報のことをインフォメーションといいます。
そうではなくて、
「そもそもの原則に根ざした考え方から考えると、こういう方針になるよね」とか
「この状況の場合は、これが必要になるよね」とか。
会議に参加している人の、含蓄ある、軽薄ではない、知恵や工夫のある発言。
それをインテリジェンスと呼びます。
そういう発言を聞くと、参加して良かった、良い話が聞けたね、
と言ういろんな感情が湧いてきます。
つい、うなってしまうんですよね。
そのような、笑いとうなりを湧き起こす、
ユーモアとインテリジェンスがある会議。
そんな会議を、これからも目指したいです。
「整理すること」の価値はある
生活保護は、とてもとても幅広い業務です。
同じ仕事の量が多いのではなく、
違う仕事の種類が多いのです。
だから、
頭の切り替えがすごく大変だし、
重要になってくるんです。
同じように、
書類の切り替えも、
すぐできるようになると、
仕事の流れが早くなります。
この仕事には、この書類。
あの書類には、あの仕事。
パッパッパっと切り替えができると、
仕事がスムーズなんです。
だから、
「整理すること」は、
価値があるんですよね。
情け容赦なく降り注ぐ仕事を、
適切に流れるように、
あらかじめ水路を作っておく。
それが、整理というものです。
新人職員がヤバめのミスしたらすぐ上司に報告する
生活保護の仕事は、お金に関する仕事を、
たくさん扱います。
しかも、生活保護受給者は、
ギリギリ最低限の生活をしているので、
わずかなすれ違いが、
生活への大きな負担になってしまい、
トラブルになることもあります。
中には、
ヤバめのミスもあるでしょう。
新人さんは特に、
やってしまうかもしれません。
上司に相談しにくいかもしれません。
べつに、チクるというわけでは全くなくて、
ヤバめのミスは、
組織的な判断や動きが必要になる場合があるから、
すぐに上司に伝えたほうがいいです。
上司は、コンプライアンス系・不祥事系の対応に、慣れています。
動きのテンプレートもあります。
部下が、勝手に判断して動くと、
逆にこじれてしまうことは、
よくあることです。
まずは、報告。
これでいいです。
会議で発言する価値の大きさ
仕事をしていると、
どうしてもモヤモヤした気持ちが溜まってきます。
モヤモヤした気持ちは、
「会議で吐き出すほどでもないしなぁ。」
と思ってしまいます。
でも少しだけ勇気を出して、
「自分はこのように思っている」と言ってみる。
すると、同僚からの意外な話が聞けたり、
上司からのアドバイスがもらえたりします。
逆に捉えれば、
様々な人の意見や気持ちを、引き出すことが、できる。
そのきっかけが、
あなたのちょっとした発言かもしれません。
会議における発言と言うのは、
思ったよりも大きな価値を生み出すものです。
優先順位を明確にしておく
今日は、一日の中で、
めっちゃいろんな対応をしました。
今日が締め切りの起案をしつつ、
担当ケースからの難易度の高い要望の話を聞き、
緊急ショートステイの人に衣類を届け、
後輩が業者からクレームを受けていたのでフォローをしました。
そんな中でも決して慌てなかったのは、
優先順位を明確にしていたからだと思います。
僕はいわゆるTo Do リストを行動の軸にしています。
とりわけTo Do リストで意識しているのは、
いつでも新鮮な優先順位をつけておくことです。
突発的なことが起こっても、ToDoリストに追加する。
対応が終われば、ToDoリストからは消す。
それだけで、
優先順位は、常に明確なのです。
生活保護業務で使う書類の、デスク上における分類のしかた
新人さんが、今年度に配属されて、3ヶ月が経ちました。
3ヶ月と言えば、実務指導員もフォローを外していくタイミングです。
自分の直属の島ではないのですが、
気になる新人さんがいたので、
フォローしました。
どのような点が気になったかというと、
デスクの書類がごちゃごちゃ
だったのです。
うん、分かります。
生活保護業務で扱う書類は、
110種類以上はあるのです。
そりゃ、ごちゃごちゃになりますよね。
新人さんのために、
未処理の書類を分類する方法
を授けてきました。
なぜ、分類するのか
分類するには、目的を定めておいた方がいいです。
なぜ、仕事に使う書類を分類しておくかというと、
「次、何をすればいいか、分かりやすくするため」
です。
人間は、一度に一つのことしか意識できないと聞きます。
つまり、多くの業務があったとしても、
「次、何をするか」
の判断の連続ということです。
逆を言うと、
「次は、◯◯をする」
ということを示してあれば、
非常にとりかかかりやすくなる。
ということです。
それを、分類という方法で実現します。
1.未分類
分類する上で、何より大事なのが、
実は「未分類」というトレイを作ることです。
毎日、毎日、
追加され続ける書類を、
とりあえず置いておくトレイです。
「これは、未分類なんだ」
と分かっているだけで、
ずいぶん安心できるものです。
2.起案する
利用者の状況によって、
また時期によって、
生活保護費はよく変動します。
その変動を確かなものにし、
決定するために、
起案をします。
起案の量は多いので、
「起案する」というトレイをつくります。
ちなみに、
起案には期限があるので、
「起案する」トレイの中には、
「◯◯までに起案する」というクリアフォルダを、
いくつか入れておくといいでしょう。
優先順位が分かりやすいです。
3.本人に確認する
生活保護を受けている人からは、
いろいろな書類を受け取りますが、
生活保護費を決定するための情報が、
整っていないことがあります。
本人に確認する場合も多いので、
「本人に確認する」というトレイをつくります。
4.作業する
これまでにでた「起案」や「本人確認」も、
作業の一つなのですが、
それ以外の雑多な「作業する」もあります。
ただ、雑多な作業に一つずつトレイを用意するわけにもいかないので、
ざっくりと「作業する」トレイを用意して、
その中にクリアフォルダで分類します。
5.綴じ込み
書類の中には、
とくに作業をする必要がなく、
あとはケースファイルに綴じるだけ、
というものもたくさんあります。
それは、
「綴じ込み」というトレイをつくって、
そこに置いておきましょう。
さいごに
110種類以上ある書類を、
適切につかっていくには大変ですよね。
この書類は、何なのか?
次にどうしたらいいのか?
うまく分類して、
気持ちよく仕事をしていきましょう!