高校進学のための学力と資力を上げる
中学3年生は、もう進路が決まってきている時期ですね。
ここで、学力と資力によって、
高校の選択肢が増減するということを、
確認しておきましょう。
進学に影響する2つの軸
高校進学には、
<学力>軸と、
<資力>軸との、
2つの軸が大きな影響をします。
高校には、
<学力>が高くないと入れない学校があるし、
<資力>が高くないと入れない学校があります。
つまり、
<学力>も<資力>も高ければ高いほど、
進学する高校の選択肢が増えることになります。
生活困窮世帯向けの制度で資力を上げる
資力が低い世帯は、
高い資力が必要な高校を選べません。
しかし、資力の低さを補う制度は、いくつかあるのです。
減免(そもそも払う金額を減らす)
貸付(学費を借りる)
給付(学費をもらう)
という3種類くらいあるので、
それぞれの世帯状況に合わせて、活用してください。
生活困窮世帯向けの制度で学力を上げる
生活困窮者自立支援法の成立によって、
経済的に豊かではない世帯向けに、
子どもの学習支援事業をするよう明示されました。
これによって、
生活保護を受けている世帯はもちろんのこと、
生活保護を受けているわけではないけど、塾に行くほどお金がない。
という世帯でも、学習の支援が受けられるようになったのです。
お金はどうにかなっても、
学力が低くて進学先を選べない子どもの
選択肢を増やせます。
生活保護世帯の子どもへ資力と学力を増やす支援を
こうして、<学力>と<資力>と両方合わせて支援をし、
高校進学の選択肢をなるべく増やし、
ベストマッチな進学を実現させたいですね。